実家を解体するときの仏壇の処分|菩提寺・仏壇店・粗大ごみの費用

カテゴリ: 費用と相場

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目次
  1. 3つの方法を比べる
  2. 菩提寺に相談する
  3. 浄土真宗は「遷仏法要」
  4. 仏壇店の引き取りの条件
  5. 粗大ごみに出す場合
  6. 位牌と中身は先に取り出す
  7. 解体業者に任せる場合

実家を解体する前の仏壇の処分は、供養と処分を分けて考えると決めやすくなります。供養は菩提寺に頼み、処分は仏壇店か自治体の粗大ごみ、または解体業者の残置物として出します。

費用は、仏壇店の引き取りがはせがわで19,800円(税込)、自治体の粗大ごみは大阪市で1,000円です。菩提寺に頼む供養のお布施は、寺院ごとに違います。

以下は寺院・販売店・自治体の公式の案内で、確認したのは2026年9月です。

3つの方法を比べる

方法 費用 供養 注意
菩提寺に相談する お布施(寺院による) 閉眼供養・遷仏法要をしてもらえる 引き取りまでは受けない寺院もある
仏壇店に引き取ってもらう はせがわは19,800円(税込)+仏具1箱5,500円 個別の閉眼供養は含まれないことが多い 大きさに上限がある
自治体の粗大ごみに出す 大阪市1,000円、渋谷区400〜2,300円 なし 指定場所まで運び出す

どれを選んでも、供養だけを先に菩提寺に頼むことはできます。粗大ごみや残置物として出す場合も、順番は供養が先です。

菩提寺に相談する

菩提寺があるなら、最初に連絡します。

はせがわは、防災や環境への配慮から、仏壇の引き取りやお焚き上げを実施できない地域も多いとしています。お寺に供養だけ頼み、処分は別に手配する形になることがあります。

お布施について、真宗興正派の善照寺は住職に相談するよう書いています。はせがわは、菩提寺に処分まで頼む場合の相場を10,000〜100,000円としています(販売店の見解)。

幅が大きいので、頼むときに金額を聞いてかまいません。

浄土真宗は「遷仏法要」

浄土真宗では、魂抜きや閉眼供養とは呼びません。

浄土真宗本願寺派の正宣寺は、「魂を入れ替えるということはいたしません」とし、仏壇を移すときは遷仏式を勤めるとしています。住まなくなった家の仏壇を処分する相談には、遷仏式のあとに引き取れる仏具店を紹介すると答えています。

宗派 処分の前の法要の呼び名
浄土真宗 遷仏法要、遷座法要、遷仏式
それ以外の宗派 閉眼供養、閉眼法要、魂抜き、お性根抜き

宗派が分からないときは、過去帳や位牌、葬儀のときの書類で確認できます。

家財の量も含めて見積もりを取る

仏壇店の引き取りの条件

はせがわの引き取りサービスは全国対応で、条件が細かく書かれています。

項目 内容
仏壇の引き取り 19,800円(税込)
仏具 1箱5,500円(税込)
対象外 3辺の合計が400cmを超える仏壇
中身 すべて取り出してからでないと引き取れない
閉眼供養 含まれない(合同での供養は行う)
返却 一度預けた仏壇は返せない

合同での供養を行っているので、菩提寺がない家でも供養を受けた形で手放せます。個別に読経してほしい場合は、店舗で相談してください。

粗大ごみに出す場合

自治体の粗大ごみは費用がいちばん安い方法です。

大阪市は仏壇を1品目として1,000円としています。渋谷区は仏壇を箱物家具として扱い、幅と高さの合計で料金が変わります。

渋谷区の区分(幅+高さ) 手数料
135cm以下 400円
135cmを超え180cm以下 900円
180cmを超え270cm以下 1,300円
270cmを超え360cm未満 2,300円

大きな仏壇は重く、家の外まで運び出す必要があります。高齢の親族だけで出すのが難しい場合は、仏壇店か解体業者に任せたほうが安全です。

位牌と中身は先に取り出す

どの方法でも、仏壇の中身は先に分けます。

  • 本尊(仏像や掛け軸)
  • 位牌、過去帳
  • 遺影や写真、手紙
  • 仏具(おりん、香炉、燭台)

はせがわは、位牌をそのまま処分することは推奨せず、処分する場合は菩提寺に閉眼供養を頼むよう案内しています。浄土真宗では位牌ではなく過去帳に記すのが基本だと、正宣寺は書いています。

位牌を残すなら、新しい小さな仏壇に移すか、菩提寺に預けられるかを相談します。

解体業者に任せる場合

仏壇を残したまま解体の日を迎えると、残置物として建物と一緒に処分されます。

気持ちの面で問題がなければ、それでもかまいません。その場合も、位牌・過去帳・写真だけは必ず取り出し、見積もりに仏壇の処分費が入っているかを確認してください。

神棚がある家は、神社への納め方が別になります。家を解体するときの神棚の処分で説明しています。家財全体の出し方は解体前の残置物の処分費用にまとめました。

よくある質問

閉眼供養(魂抜き)のお布施はいくらですか?

寺院の公式な料金表は見当たらず、住職に相談するよう案内している寺院があります。仏壇販売のはせがわは、菩提寺に処分まで頼む場合の相場を10,000〜100,000円としています。金額を聞くのは失礼ではないので、頼むときに率直に聞いてください。

菩提寺がない場合はどうすればよいですか?

仏壇店の供養つきの引き取りを使う方法があります。はせがわの引き取りサービスは個別の閉眼供養は行いませんが、合同での供養を行っています。個別に読経してほしい場合は、店舗で供養つきのプランがあるかを聞いてください。

浄土真宗でも魂抜きは必要ですか?

浄土真宗では魂を入れ替えるという考え方をとらず、魂抜きとは呼びません。浄土真宗本願寺派の正宣寺は、仏壇を移すときは遷仏式を勤めるとし、住まなくなった家の仏壇は遷仏式のあとに引き取れる仏具店を紹介するとしています。

仏壇を解体業者にそのまま処分してもらえますか?

残置物として処分してもらうことはできます。ただし中の位牌や過去帳、写真まで一緒に処分されるので、先に取り出してください。見積もりのときに、仏壇が残置物に含まれているか、費用がいくらかを確認します。

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